「建築実務のプロが作ったRhinoとGrasshopperの本」本文フォーマット・デザインとDTP組版

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「建築実務のプロが作ったRhinoとGrasshopperの本」本文フォーマット・デザインとDTP組版

3次元モデリングツールであるRhinocerosと、Rhinoceros上で動作するモデリングツール支援プラグインであるGrasshopper。従来は3次元デザイン分野での利用が中心だったが、建築分野での活用が広まっている。本書は建築実務での利用実例を示しながら解説する書籍である。その本文フォーマット設計とDTP組版を担当した。

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制作条件

ターゲット:中上級者向けで建築実務者
以上から洗練された雰囲気で、使用する色数を絞る。
仕上がりサイズ:B5判正寸

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サムネイル

サムネイル

本文フォーマットを設計する場合、手描きのサムネイルを描かずに、直接InDesignで作業することもあるが今回は浮かんだアイデアを描きだしていった。

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本文フォーマット案

本文フォーマット・デザイン案
本文フォーマット・デザイン案

サムネイルで描いたアイデアを念頭に置きながら、前回制作した「Rhino × Grasshopper All in 1 パーフェクトリファレンス Rhino7対応」と同じ著者なので、天地、ノド、小口のアキ、文字の級数、行間などは同一のフォーマットを使用し、見出しなどに新たなデザインを施した。

読み物ではなくマニュアルなので、右ページにツメを作り各章に素早くアクセスできるよう、また各節見出しをツメ下や下部柱に配置した。この段階ではまだ章の数は決まっておらず、ツメ全体のサイズも分からないので、フレキシブルに対応出来るようなサイズで作る。

以上を考慮し本文フォーマット3案を制作し提出。

本文フォーマット決定──段落スタイル、文字スタイル設定

本文フォーマットは前回の「Rhino × Grasshopper All in 1 パーフェクトリファレンス Rhino7対応」と同傾向のものが選ばれた。細かい部分を調整し、段落スタイルと文字スタイルを設定する。この段階で、段落スタイルと文字スタイルを設定し反映させておかないと、後から「見出しの色を変更したい」「カコミの形を変えたい」などの要望があり変更があった場合、一括で変更が出来ない。または個別に対応した場合にスタイルの反映漏れが発生しやすいので注意したい。見出しの飾りなどは、できるだけスタイルを選べば自動的に反映されるようにする。単行本の場合はページ数が多く、作業効率を上げるためだ。

章扉
章トビラ
本文
本文
本文
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本文
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目次
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索引
索引

見本誌が届く

見本誌が届いた。想定していたものと同じ仕上がりなので安心した。

「建築実務のプロが作ったRhinoとGrasshopperの本」カバーとオビ
「建築実務のプロが作ったRhinoとGrasshopperの本」カバーとオビ
「建築実務のプロが作ったRhinoとGrasshopperの本」本文とトビラ
本文と章トビラ
「建築実務のプロが作ったRhinoとGrasshopperの本」本文
本文
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