![WordPressアップロードした画像の色がくすむ](https://bluetraff.com/wp-content/uploads/2021/09/header.jpg)
Photoshopなどの画像加工アプリで画像を加工した後、WordPressにその画像をアップしたら色がくすむ(彩度が落ちる)のは、その画像にカラープロファイルが埋め込まれていることが原因の場合が多い。
本来の彩度(鮮やかさ)が失われた画像になってしまう
Photoshopなどの画像加工アプリで画像を加工した後、WordPressにその画像をアップしたら色がくすむ(彩度が落ちる)経験をしたことはないだろうか。
![](https://bluetraff.com/wp-content/uploads/2021/09/WordpressImg-02.jpg)
![](https://bluetraff.com/wp-content/uploads/2021/09/WordpressImg-01.jpg)
上画像のスライダーを左右に動かしてみて欲しい。これは実際ブログにアップした結果の画像である。鮮やかな画像なので余計に色がくすんでいるのが分かるだろう。これは記事のヘッダーに使った画像なのだが、これほど印象が異なると読者の印象も変わってくる。
解決法
色がくすむ原因はさまざま考えられるが、もしPhotoshopなどの画像加工アプリで加工したものをアップしたならば、その画像を保存した時にカラープロファイルを埋め込んでいる可能性がある。これを解決する方法は以下のようになる。書き出したファイルを開いてみると何も変わっていないように見えるが、アップロードしてみると彩度が失われていないことがわかる。
Photoshopの場合
![Web用に保存ウインドウ](https://bluetraff.com/wp-content/uploads/2021/09/WordpressImg-03.jpg)
Photoshopの場合は、画像を開き、ファイル→Web用に保存内にある「カラープロファイルの埋め込み」を解除。そして保存する。
Affinity Photoの場合
![Affinity Photoの「エクスポートの設定」](https://bluetraff.com/wp-content/uploads/2021/09/WordpressImg-04.jpg)
Affinity Photoの場合は、画像を開き、ファイル→エクスポート→エクスポートの設定内にあるその他→「ICCプロファイルを埋め込む」を解除。そして保存する。
おまけ━━DTPの場合
![Photoshopの保存画面](https://bluetraff.com/wp-content/uploads/2021/09/WordpressImg-05-1.jpg)
ちなみにDTPで、IllustratorやInDesignに配置する画像を保存する場合は、上画像のようにICCプロファイル:xxxxx(xxxxxの部分は設定しているプロファイルによって異なる)のチェックを外す。これを外さないと制作者が想定している色と印刷される色が異なる場合がある。