Windows 10からWindows 11へのアップグレード

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Windows 10からWindows 11へのアップグレード

Windows 11が登場して1年、そろそろソフトウェアやドライバーなどの対応も落ち着いてきただろうと思い、仕事用のPCをWindows 10 ProからWindows 11 Pro(22H2)へ無料アップグレードしてみた。

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アップグレードにかかる時間

Windows 10のWindows UpdateからWindows 11へのアップグレート・インストール中の画面
Windows 10のWindows UpdateからWindows 11へのアップグレート・インストール中の画面

アップグレードにはどれくらいの時間がかかるのだろうか、これが一番気になりアップグレードが出来なかった。とくに仕事で使用しているPCの場合、アップグレード中はPCが使えないためだ。

アップグレードに要する時間はPCのスペックやネットの回線速度によって大きく異なる。今回アップグレードを行ったPCのスペックは以下に詳しく書いた。

また回線速度については最近のツイートおよび記事に書いた。

結果は、ダウンロードから完了まで1時間だった。
想定していたよりも大分早い。

【タイムライン】

アップグレード実行日:2022年10月9日

19:46 アップグレード開始
19:52 ダウンロード完了 / インストール開始
20:22 インストール完了 / 再起動~プログラムの更新
20:47 アップグレード完了

調べてみると「5~6時間かかるのでPCを使用しない深夜に行う」「1.5時間かかる」などさまざまで、PCやネットのスペックにより所要時間は大きく異るようだ。

アップグレードをインストール中の画面
アップグレードをインストール中の画面
アップグレードのインストール中~更新中の画面
アップグレードのインストール中~更新中の画面。再起動を2、3度繰り返す
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アップグレード後の不具合はない

Windows 11デフォルトの壁紙
Windows 11デフォルトの壁紙

もう一つ気になるのはアップグレード後の仕事で使うアプリの不具合だ。アップグレード後、4日経ったが今のところとくに不具合はない。タスクバーがデフォルトだと中央に位置する、右クリックによるコンテキストメニューが大きく変更など、多少Windows 11のUIに違いはあるがWindows 10と使い勝手など大きく変わる部分はない。

プリンターが使えずプリンター・ドライバーを再インストールしたのと、DLNAサーバーを再設定したくらいだった。

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アップグレードはできるだけ早目に実行する

Windows 10 のWindows Updateに表示されるメッセージ
Windows 10 のWindows Updateに表示されるメッセージ

主に仕事で使用している自作Windows 10 ProのPCでは、以前から起動するとWindows11へ無料アップグレードするように促すメッセージが表示されていた。Windows 10の定期アップデートをする度に同じメッセージが表示されていて早目にアップグレードしなければと思いながら、アップグレードの不具合に対する懸念や仕事でアップグレードに要する時間が取れないため時間だけが経ってしまった。

無料アップグレード期間がMicrosoftの公式Q&Aで「2022年10月5日より前になることはありません。」(https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/smb/column-windows-11-free-upgrade.aspx#primaryR10)と何やら含みのある回答をしているのも気になっていた。永久に無料とは言っていないので、無料で済ませたいのならなるべく早めにアップグレードするのがよいだろう。

OSやアプリケーションなどアップグレードが開始したら、いくらそのバージョンを使い慣れているからといってギリギリまでアップグレードをしないのは生産性が悪い。いずれ古いバージョンは使えなくなるのだから、早い段階でアップグレードして、新しいバージョンに慣れたほうが生産性は良い。

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