マンガ化することで分かり易く問合せに誘導
住宅設備機器総合商社からサービス内容を分かりやすくするため、全ページマンガのパンフレット3種の制作依頼をいただきました。
マンガの描き起こしからパンフレット内に使用する写真撮影まで、デザインだけではなくディレクション、印刷物納入まで総合的プロデュース的な役割まで担当しました。
目的は各サービスのアウトラインをマンガやイラスト、写真を多用して分かり易く伝え、最終的に電話、メール、WEBによる問合せを促す事です。そのため全ページにわたって文字、イラスト、写真を大きく扱っています。文字によるサービス説明もなるべく簡潔にしました。
デザインについて
判型はB5判で12ページと8ページ×2種、全ページ4色、110kgのコート紙を使用した中綴じです。ちないに今回の制作物は2つ折りの用紙をホッチキスで真ん中を綴じてあるのでパンフレットです。1枚の用紙を二つ折り、三つ折りしてホッチキスを使用しないものはリーフレットと言います。
12ページ程度であればIllustratorでの作成も可能ですが、やはり全ページマスターページ（雛形ページ）を適用しノド（内側の余白）と小口（外側の余白）を適切に取ることで見やすく読みやすくなります。そのため制作はInDesignを使用しました。マンガやイラスト、文字以外の余計な装飾は避け、読者を内容に集中させるようにしています。そのため地紋や地色は入れていません。判型は先ずA4判を考えましたが、展示会などで配布した場合、やや大きく携帯するのに邪魔になるのではないかという懸念のもと一回り小さいB5判を選択しました。また各パンフレットを一目で区別出来るように緑、青、オレンジの3色をキーカラーとして選びました。これらはサービスの内容を考慮して決めています。
マンガ化するメリット
近年堅実なサービスの中にも商品の説明にマンガを使用する機会が増えました。従来の写真と文字だけではなかなか全てを読んでもらえなかったり、堅いイメージがより堅いイメージを印象付けてしまうこともを避けるためです。マンガ化する事により漫画家が必要になりその分コストも時間もかかりますがその分効果も絶大です。これから新しいサービスや商品のパンフレット、チラシなどの印刷物はもちろんWEBでのランディング・ページを制作する際、また従来提供してきたサービスや商品を新たな顧客層に訴えたい時などマンガ化する事により訴求力が高まるのではないでしょうか。
